NPO法人フードバンクえひめ 設立趣旨

趣旨

現在、私たちが生活する地域においても、賞味・消費期限内であるにもかかわらず、包装の不具合や賞味期限が迫っている、季節商品である、などの理由から、廃棄されている食品が多くあります。

 

この、食べることができるにもかかわらず、廃棄されている食品を活用し、食料を必要としている福祉施設や生活困窮者に配分する活動がフードバンク事業です。

 

農林水産省の調べによると、日本国内で排出される食品廃棄物は、年間およそ2,000万トンに及ぶとされ、食べられるのに捨てられている、いわゆる「食品ロス」が約900万トンにのぼります。これは、コメの国内年間生産量とほぼ同じ規模の量です。

そして、「廃棄食品」の多くは産業廃棄物として焼却処分されています。焼却の際には、大量のCO2が排出され、環境に与える負荷は非常に深刻です。

 

このように、企業や環境にとって大きな負担・負荷となる「廃棄食品」が大量に発生している一方で、生活に困窮している人たちにとっては、食の確保さえ困難であり、「その人らしい」生活を維持するという基本的な権利すら行使できない状況にあります。

 

私たちは、提供者側の廃棄コストおよび排出量を大幅に削減するともに、食料確保が困難な人たちや支援団体等に食べ物を届けることは、食糧・環境問題および人権問題を同時に解決に導く一つの方法だと考えました。

 

私たち、NPO法人フードバンクえひめは、地元の企業や農家の協力を得、地域・人・食の縁を結ぶ「フードセーフティネットワーク」の一端を担い、法人化による認知度の向上を図るとともに、活動を恒久的なものにしていきたいと考えます。